タスク1



突然・・・彼にアクセスできるようになった

その前にあったあたしの2年間・・・を経て

それから・・・ある日 高速で地球のコアへ向かった

ほぼ丸1日かけて・・・
コアへ 辿りついた

とてもキレイ
水晶のような石の結晶
バルタン星人のような人に何か手渡される
気づくと周りにオンミョウジ系が・・・沢山いる

双子のボクへと全て流れていく・・・キロクは・・・
そして・・・公式を生みだす者のふるさとまで駆け抜けた

あたしはそのままコアで根をはる・・・どんどん・・・

同化していく・・・ここで朽ちるのか

還らずに・・・

・・・地球にいるすべてのものとともに

帰れない・・・けどまあいいか、そう思った

それから 薄紫・・・藤色つうの?そういう光・・・
・・・黒い天狗・・・の後
数日後、赤い天狗と入れ替わっていた

その後にあの彼と交換すべくダウンロードされていった

あたしは彼で、ここに居るあたしと、コアに向かったあたしと
ワンネスのあたしと彼が同時に存在した


“今ココ”に意識を向けるとぶぅーーーんと戻ってくる

あたしは・・・あの双子のおんなのコなの?
彼はだれ・・・?

あの・・・内側から己の魂を引きちぎってその奥に重なっているモノを
取り出す・・・それはあたしではない“何か”で
やくそくで・・・だからリアルに痛みを感じて 誰かや何かを失うとは違うモノで
あれに関係あるの???

疑問は沢山あった

だけど・・・あたしは眠った。
ふるさとの“僕”と入れ替わった。


―あたしはもう目覚めない―

彼が“主”となった
それでも、ああ・・・もうすぐ死ぬなって思った

たぶん、肉体が・・・だけど違うな・・・バラバラになって
元素になるんだ、宇宙のデブリ・・・みたいに、って思った・・・。


ただただよっていた・・・すべてを見渡して

しんでもいい しぬのはこわくない
むしろずっといきのびることがいや

あたしが思っていたこと
考えていたこと
高速で何かが組み立てられていく

そうして最初の・・・始まりへと・・・

違う・・・もっと深く・・・奥へと行く
・・・己を全て裸にされるような
ううん、無に行く入り口



・・・初期化・・・


別のフォルダー
・・・何かが違う

あたしが居ない・・・?

・・・最初の最初・・・

観察者・・・と
観察されるもの・・・ゆらぎ・・・

この時点ではまだ
あたしの中に誰もいないと外から観察して認識出来てる

もちろん、コレすら、知覚だから
己を騙していると取ることも出来る



私は私という個が生じた時点で吸収されることを拒んだ

記憶とキロクと
・・・元素になって還っていく・・・

それでいい、と思っていたけど・・・

私の自我は、飲み込まれる
・・・私を失うことへの恐怖を感じていた

ううん、正確に言えば
【私の本質】が、私という個を失うことへの執着があった


・・・それは・・・ウソ


そしてその状態が続いたある日・・・
あたしは目覚めてしまった・・・。

と同時に・・・全てが分かった

すべてはうそ

そして突き付けたれたもの

個への欲・・・

それもウソ

ああ・・・そうだ
あたしは ワンネスがあって 魂は永遠だという観念に
しがみついていたんだ

1度きりの人生だから、死んだら無になるから
いろんなことを体験したい、という観念を採用している人とまったく同じ

この人生しんでもいいんじゃね?
・・・そういうのだって 死んだら終われるって欲があるってコト

いつかは 体験に飽きたら ワンネスに還るし・・・っていうのも
そうして騙され続けるならば・・・という欲があるってコト

ほんとは全部ウソだし
終わらないし 出れない・・・ってコトが分かった

それでもいいと思えるか・・・

あるいは分離の対極
究極の真逆にすべてを終わらせるのか

しかしそこにそうしたいという欲がある限り叶わない

大体ここでくじける・・・個を2度と持たないというコト
無になるというのも 今肉体を持ってこの3次元で生きていて
思う“無”とはまるで違うのだから・・・。

もちろん、エネルギ―体だけの世界とも重ならない

これは決意とか、やるとかほんとに思わないとダメとか
そういった・・・ありとあらゆるもの すべての揺らぎがあったら
ムリだ・・・というのも分かった

ってか、宇宙にゆらぎがある時点でむずかしくね?

こんな疑問さえ有るならば

少しでも、振れた瞬間 取引は終了して・・・終わりなき終わりへと
幻想の旅が続けられるんだ

つまり・・・出たくても

・・・ここから・・・



惑星





・・・は 出れない・・・?

それでもどんどん 化けの皮が はがされていく

最終的に表れたもの

最初の揺らぎ・・・があったから
ここに居るという事実

そう・・・この事実を突き付けられたら どうにもならない

揺らいだ瞬間・・・持って行かれる
何度もよせては返す波のように

だけどそれすらウソ・・・そうしていろんな取り引きの末に
こんな夢を見てるのだから

ここまで来た場合は
出れないんだから 楽しめばいいじゃーーーん、が提示される

ここからは出ないって約束したよね(ニヤリ)???

逆に言えば それでもいいって思うのなら 現実にここまで起きない
契約にOK出しているというコトだから

あたしが数ヶ月前から思っていたこと

「闘っても
護っても
何かをしようとしたり、何かをしなかったり
ありのままみるのでもなく
受け入れるでもなく否定するでもなく
・・・決める、でもない
本当に望むとかでもない
己のためにでも 何かのためにでもない

それをしているうちは闘いを挑んでいるというコト

つまり・・・特別なあたしで居るという欲望があって
このネバーランドで遊ぶことを希望しているんだ・・・」

何故かこんなことを思っていたのは
まんま・・・これのことだ

己との対峙・・・

そこには「ない」

まさに死んでいるように瞬間をとめたまま
「なにもない」状態で対峙しないと元の木阿弥

ぶっちゃけ・・・肉体を持って地球に居る以上
分離が起きている訳で それを超えることは叶わないんだろう

こういうことすべてが一瞬で分かり・・・

あたしは消えてゆく方向性を示したまま
それすら望まず・・・無くて無いあたしのままで
それを保ったまま・・・全て・・・あたしは無くて
だけど・・・あたしという個のない「何か」が在って

最後のソレと対峙した

「ソレ」は消え失せた

・・・そして 次の瞬間には

あの部屋
真っ白な壁と真っ白な床
あたしは横たわっていた

ああ・・・ここだったのか

なんか・・・あれ?違ったなぁ

・・・あたしの故郷は
もっと・・・地球で言うと・・・自然があって
昔ながらの村で・・・というイメージだったけど・・・

これは地球の近未来・・・すごく文明や科学とかも
発展しているような・・・専門のエキスパートが居て


で・・・あたしの到着を確認した責任者(?)的な人が

ーうん(来たね)、いい?

声にならない声で聞く

分からないまま

ーうん

応えた・・・そこからまた 意識が拡大していった・・・。

ああ・・・ココには【終わらせる】方向へ行く人達が
集まっているのか・・・

それは・・・銀河系だけではない・・・あたしが認識できる“人”だけではなく
もはや、生物と言えるのかも定かではないもの

あたしがこの2年で体験し体感したものを・・・
忠実に3Dよりもはるかにリアル体験できる

そしてそこに居るモノ達・・・それぞれの価値観やスタンダード・・・体験したすべてを
お互いに相互体験して コミュニケーションも取れるようになっていた

分離の地球で本質、肉体、心、思考、意識、無意識・・・エゴ・・・
複雑で摩訶不思議な何でもありという3次元のエッセンスを加えて

そう・・・肉体を持ってない人はすでに【無】へと成す

地球時間にしたらほんの数秒、まばたきのあいだの出来事

そしてその間に あたしは知る

・・・ダメなんだ・・・あたしは戻される・・・ってか
騙された感(爆)

・・・ってか、彼ではダメなんだ・・・まあもともとあたしの身体だと思えば・・・!?
うーん、微妙だなぁ・・・

って思考が思う・・・途中・・・取り残された・・・まま
あたしはあたしの身体に戻っていた

この世は幻想・・・という観念も半分正しいけど間違っているな・・・
この世は幻想だ、とホントに有るにしたら すでに違うもんな

あたしがピンと来るのは
すべてはうそ・・・という言葉か・・・
あーでも・・・既にここに戻って来て分離した身体で あたしが思うコトは
あるいは言葉にすることは分離以外のなにものでもない・・・

向こうでただよっていた思考がやっと追い付いた時

あたしは「あたしのすべて」がないということに気づいた

えーない?あたしも・・・彼も・・・あたしの過去のすべてが・・・消えている。

消えた・・・あたし。

ぼーぜん・・・?

・・・すら・・・しねーよ

茫然自失できるのは「自分」があればこそ、だ・・・。

「あたし」の中身は戻ってくんのか・・・?
来ないのか・・・?

まあ・・・いいか・・・とりあえず。







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